「歯科医療へのニュースキャンの活用<咬合癖のリセット>」

●咬合と全身のバランスを調えるニュースキャンの調律力 ニュースキャンを歯科治療に応用しています。歯の噛み合わせの調整において、私が十数年かけて学んできた「身体の手技的バランス調整法」に加え、ニュースキャンの「五臓六腑のセラピー」が、身体のバランス調整にとても有効なことを実感しています。身体の軸が短時間で調っていくのです。咬合の良し悪しは形態と機能の側面からは評価できますが、咬合調整による姿勢の改善など、全身との関わりはなかなか評価できないのが現状です。例えば、噛み合わせのバランスが崩れて歪んでいたら、その歪んだ情報が脳に伝達されると考えられます。ネズミの歯を削ると、学習能力が下がるという実験がありましたが、実際に脳を見て診断できるようになったら、正しい咬合状態で噛むことのメリットが証明されるわけです。ニュースキャンは、脳の中(大脳基底核、視床下部、脳幹、小脳、脊髄など)や脳内分泌物質などの調律が可能ですので、咬合と全身との関係だけでなく、8020達成者(「80歳になっても20本以上の自分の歯を保とう」という運動)と認知症との関係など、社会に必要とされている歯科医療のニーズがどんどん掘り起こせるのではないかと考えています。ニュースキャンを歯科的な見地から用いることができれば、今までの手法ではできなかった脳と歯(噛み合わせ)の調律が可能になり、口腔から脳を含めた全身にアプローチできる歯科神経医(Neuro Dentist /ニューロ・デンティスト) に必要不可欠なアイテムになると考えられます。現在、私にとってニュースキャンは優秀な片腕的存在となっています。
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2019年08月15日